学習塾には、個別指導と集団指導があります。

個別指導が行われる学習塾は、教師1人に生徒1人というマンツーマン、教師1人に生徒2人、3人という少人数で授業が展開されるものです。そのため、生徒の学習の到達度に合わせたカリキュラムを組むことができ、部活動などの予定に合わせて自由に時間を設定することができるなど、オーダーメイドで学習計画を立てていくことができます。

一方、集団指導は、学校の授業と同じく複数の人数に教師が授業を行うという形式で、ハイレベルな授業が展開されるだけではなく、受験対策や一緒に学ぶ生徒同士がライバルとなるため、今一歩学力が伸びないという人にピッタリです。

個別指導と集団指導には、特徴があるため、どちらの指導方法が学力アップにつながるのかは、生徒の性格や能力によって違いがあります。

個別指導は、ひとりで黙々と勉強していきたいという人や、苦手分野がたくさんあるという人、集団の中で先生に質問できない人がおすすめです。

その一方で、集団指導は、一緒に授業を受けることで競争心が生まれます。ひとりで黙々と勉強していても成績が伸びない、負けず嫌いの人は、集団で授業を受けることで切磋琢磨し、成績を伸ばすことができるようになります。